魂を汚すところは避けよう
魂を守るために「行かない場所」
人生には、行かない方がいい場所がいくつもある。そこでは時間も心も削られてしまう。たとえば、同窓会のように過去を引きずる集まり。病気自慢や過去の栄光話に終始する場は、もう今の自分に必要ない。私たちは常に変化し続けており、過去に縛られる義理はないのだ。
また、損得勘定だけで動く人間や、完璧さを求め減点方式で他人を裁く場にも近づかないこと。そこには感謝がなく、エネルギーを奪う者――いわゆる「エナジーバンパイア」たちがうごめいている。自分の変化を笑ったり、他人の不幸を肴にする人間も同じだ。彼らは変化を恐れ、魂を濁らせる存在である。
さらに、世間の常識を押し付ける場や、悪口でしかつながれない関係からも距離を置くべきだ。常識は時代とともに移ろうもの、悪口は魂を汚す毒。そこに留まれば、自分自身が曇ってしまう。
金の話ばかりに囚われている人、義務感だけで動く人、常に時間に追われ心に余裕のない人たちの集まりも同じだ。彼らは心の貧しさを漂わせ、他者をも巻き込んでいく。
そして、自分を特別だと思い込み、優越感で空気を汚すコミュニティーにも決して足を踏み入れてはならない。本来、人はすべて対等であり、そこに上下はない。
要するに、「魂を削る場所」には行かないことだ。ありのままの自分でいられる場所こそ、人生を豊かにする。今ここから、未来を語り合える人と共にいればいい。